FX取引覚書5月24日
〜日本〜
白川方明日銀総裁
「付利金利の引き下げはデメリットの方が大きい」
「日銀は強力な金融緩和を推進しており、この姿勢はまったく変わらない」
「最も強く意識すべきリスク要因は欧州問題」
「(札割れについて)オペや市場全般の状況をみながら着実に資産の買い入れを進める」
「(外債購入について)為替安定目的の政策は政府の介入で可能、是か非かは政府が判断」
安住淳財務相
「確実に物価1%の目標実現に向けて日銀と連携する」
「日銀は引き続き適宜適切に対応してくれると思う」
今回の行動は予想された通りの結果だったが、確実に日本のインフレ期待は上昇を向いている状態にある。
1%の枠で果たして事足りるのか?
85円台にドル円相場の目標レートを持っていくつもりなのか?
今回は予想通りの行動で有ったが、7月までに日銀が動くと海外マーケットは既に話題を出し始めている・・。
〜欧州〜
ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事
「当局者はあらゆる解決策に備える必要がある」
「ギリシャ国民はユーロ圏に留まることを望んでいる」
キャメロン英首相
「ギリシャの状況は際限なく先送りできない」
「ギリシャ選挙はユーロ圏残留に関する投票」
「欧州諸国はギリシャへ一段の支援を決めることが出来る」
欧州中央銀行(ECB)がギリシャのユーロ離脱の悪影響を評価しているというニュース。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリプストク・エストニア中銀総裁
「現時点では追加刺激策は必要ない」
ルッテ・オランダ首相
「欧州共同債は改革圧力を排除する」
正直各国好き勝手の言い分ばかり・・。
まとまりの無い行動によるユーロ売り。
そんな中、サルコジから変わったオランド仏大統領が意見を変更。
「モンティ・イタリア首相とオランド仏大統領は欧州共同債を可能な解決策として支持しているとWSJが伝えた。」
ドイツとオランダで守れるのかが焦点。
欧州共同債により危機の先延ばしとなりユーロの強い買いが期待できるが、実際には将来の危機を増大させる可能性が非常に高い共同債の行方にはかなり注目。
〜アメリカ〜
ブラード米セントルイス連銀総裁
「ギリシャのユーロ離脱が適切な方法で対処されれば、ギリシャは米国や欧州に過度なダメージを引き起こすことなく離脱できる可能性」
「FRBのすでに非常に緩和的な政策は現時点で適切」
「雇用市場は過去6ヶ月にわたり予想されたより力強い」
「ツイスト・オペは7月に終了可能で、いかなる市場の混乱も予想していない」
「米経済が急速に鈍化すれば、FRBには一段の行動を取る余地があるが、それはリスクを増大させる」
ブラードさんは、若干米国のインフレ傾向を心配し始めている。
危機が起こらなければ対応はするべきでは無い考えを発表し続けているように取れる。
今日は今週3連休を迎える海外のHFが動き出す最後の日。
いつもの金曜日の相場と考えての打ち方をする必要を考える。
やはり欧州時間と同時に飛び道具のニュースなどが飛んできては材料を探すマーケット展開となるか・・・。
ドイツ5月IFO景気動向指数について、「ドイツの成長は無尽蔵ではない」と言う怒りの発言も出ているが、市場参加者は知っている。
ドイツがコケれば皆こける。
英GDPについて、キャメロン英首相が上の発言のように焦っているのは、イギリスが非常に緊迫している状態を数値として確認。
一番の注目は、アメリカの新規失業保険申請件数。
予想は37.0万件と出しているが、ブラード米セントルイス連銀総裁の
「雇用市場は過去6ヶ月にわたり予想されたより力強い」と言う発言が出た後で注目したい。
先日、連銀総裁から、40万人を超えなければ米雇用は伸びる可能性と言う発言が出ていた事から、40万人を超えればQE3を背景とした円買い圧力となり78円までを見るか?
今日が金曜日のように取引を行うならば、マーケット終盤での手仕舞い狙いをする、もしくは78円まで売り込まれたドル円を買うと言う戦略。
ただし、今のところ目だった手がかりが、アメリカの新規失業保険申請件数だけなため、現時点では、個人的には手仕舞いを狙う事しか手立てが無い情けない状態である。
白川方明日銀総裁
「付利金利の引き下げはデメリットの方が大きい」
「日銀は強力な金融緩和を推進しており、この姿勢はまったく変わらない」
「最も強く意識すべきリスク要因は欧州問題」
「(札割れについて)オペや市場全般の状況をみながら着実に資産の買い入れを進める」
「(外債購入について)為替安定目的の政策は政府の介入で可能、是か非かは政府が判断」
安住淳財務相
「確実に物価1%の目標実現に向けて日銀と連携する」
「日銀は引き続き適宜適切に対応してくれると思う」
今回の行動は予想された通りの結果だったが、確実に日本のインフレ期待は上昇を向いている状態にある。
1%の枠で果たして事足りるのか?
85円台にドル円相場の目標レートを持っていくつもりなのか?
今回は予想通りの行動で有ったが、7月までに日銀が動くと海外マーケットは既に話題を出し始めている・・。
〜欧州〜
ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事
「当局者はあらゆる解決策に備える必要がある」
「ギリシャ国民はユーロ圏に留まることを望んでいる」
キャメロン英首相
「ギリシャの状況は際限なく先送りできない」
「ギリシャ選挙はユーロ圏残留に関する投票」
「欧州諸国はギリシャへ一段の支援を決めることが出来る」
欧州中央銀行(ECB)がギリシャのユーロ離脱の悪影響を評価しているというニュース。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリプストク・エストニア中銀総裁
「現時点では追加刺激策は必要ない」
ルッテ・オランダ首相
「欧州共同債は改革圧力を排除する」
正直各国好き勝手の言い分ばかり・・。
まとまりの無い行動によるユーロ売り。
そんな中、サルコジから変わったオランド仏大統領が意見を変更。
「モンティ・イタリア首相とオランド仏大統領は欧州共同債を可能な解決策として支持しているとWSJが伝えた。」
ドイツとオランダで守れるのかが焦点。
欧州共同債により危機の先延ばしとなりユーロの強い買いが期待できるが、実際には将来の危機を増大させる可能性が非常に高い共同債の行方にはかなり注目。
〜アメリカ〜
ブラード米セントルイス連銀総裁
「ギリシャのユーロ離脱が適切な方法で対処されれば、ギリシャは米国や欧州に過度なダメージを引き起こすことなく離脱できる可能性」
「FRBのすでに非常に緩和的な政策は現時点で適切」
「雇用市場は過去6ヶ月にわたり予想されたより力強い」
「ツイスト・オペは7月に終了可能で、いかなる市場の混乱も予想していない」
「米経済が急速に鈍化すれば、FRBには一段の行動を取る余地があるが、それはリスクを増大させる」
ブラードさんは、若干米国のインフレ傾向を心配し始めている。
危機が起こらなければ対応はするべきでは無い考えを発表し続けているように取れる。
今日は今週3連休を迎える海外のHFが動き出す最後の日。
いつもの金曜日の相場と考えての打ち方をする必要を考える。
やはり欧州時間と同時に飛び道具のニュースなどが飛んできては材料を探すマーケット展開となるか・・・。
ドイツ5月IFO景気動向指数について、「ドイツの成長は無尽蔵ではない」と言う怒りの発言も出ているが、市場参加者は知っている。
ドイツがコケれば皆こける。
英GDPについて、キャメロン英首相が上の発言のように焦っているのは、イギリスが非常に緊迫している状態を数値として確認。
一番の注目は、アメリカの新規失業保険申請件数。
予想は37.0万件と出しているが、ブラード米セントルイス連銀総裁の
「雇用市場は過去6ヶ月にわたり予想されたより力強い」と言う発言が出た後で注目したい。
先日、連銀総裁から、40万人を超えなければ米雇用は伸びる可能性と言う発言が出ていた事から、40万人を超えればQE3を背景とした円買い圧力となり78円までを見るか?
今日が金曜日のように取引を行うならば、マーケット終盤での手仕舞い狙いをする、もしくは78円まで売り込まれたドル円を買うと言う戦略。
ただし、今のところ目だった手がかりが、アメリカの新規失業保険申請件数だけなため、現時点では、個人的には手仕舞いを狙う事しか手立てが無い情けない状態である。
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