FX為替ブログ豪の部屋

海外を一人歩き数年・・・海外では元社長。日本ではただのニートのFXブログ。

FX取引覚書5月30日

 記事の書き始め時刻は5月30日の日本時間朝5時23分。

ドル円相場の下落がつい先ほど見られた。
その原因として、

山口広秀日銀副総裁
「国内の需要は予想よりも良い」
「新しい緩和は必要がない可能性」

出たよ〜と思わず一人呟く・・・。

今日書きたかった事が全てパーになりかねない発言に若干の苛立ちを覚えるが、
方向性的には問題ないだろうと思い今日も覚書を立ち上げる事になる。


まず、昨日の夜あたりからユーロを筆頭に売り込まれた。

連休明けの米HFの腕ならしに合わせて何かして来るかとは予想されていたが、
案の定ユーロドルがマクロ系の売り。

高値でバチバチ叩いて1.25のストップ狩りを狙っていたのだろうと推測。

次にオーストラリアドルの中国関係でのニュースでの動き。
「金融刺激策を行う」
「大規模な金融刺激策は計画してない」のニュースに右往左往。

その後、中国のインフラが整備されるとの見方が強まりダウが買い込まれ、一旦下落は見せたものの持ち直しの動き。


下落の引き金はこれ、
イーガン・ジョーンズはスペインの格付けをこれまでの「BB−」から「B」に引き下げた。

そこまで反応を見せる必要も無かったニュースのはずだが、売り込まれた理由は、やはり事前のマクロの売りとHFの肩慣らしか?


しかし、まぁ、この相場の中で底堅いドル円。

米5月ダラス連銀製造業活動指数 結果 −5 予想 +3
米5月消費者信頼感指数 結果 64.9 予想 69.6


米指標も悪い、欧州はあの状態、加えて中国も景気刺激策を必要とする・・。


なぜ、ドル円が底堅い??

結果、月末ドル需要。更には今日は30日。


現在、再び持ち直しの動き。
最初に書いた山口広秀日銀副総裁の発言を受けてもこの底堅さ。

フラグが揃いも揃ってる・・・・。


6月1日からは元との直接取引が可能となる見込みで、
材料的には日本の貿易黒字となるであろうと考えると、
若干の円高材料にもなる。


今日の朝の買い上げには売りで、延びるなら少し長めのホールドで挑む事も視野にした、フラグ回収を狙ってみようと思う。



ツイストオペ終了にギリシャ選挙、考えただけでも6月は楽に取引をさせてくれそうもない・・・。



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FX取引覚書5月29日

先日はアメリカがメモリアルデーとあって、
予想された通りの板が薄い相場展開となった。

現在のドルインデックスについて、

現在のドルインデックスは82.21をつけている。
この82.21は今年の高値81.69を上回る水準である。

ドルインデックスが81.69を付けたのは、
2012年の1月16日の事となる。

その時のユーロドルの安値は1.2620で、
ドル円の安値は76.67である。

話は戻り2012年1月16日でドルが買われた理由は、
現在と同じギリシャの問題だった。

「ギリシャの債務交換問題」が焦点となり、
ドサクサに紛れながらS&Pは
フランスの格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げ
イタリアの格付けを「A」から「BBB+」に引き下げ
ポルトガルの格付けを「BBB−」から「BB」に引き下げ
を行っている。

日銀から昨日発表された4月27日分金融政策決定会合議事要旨
「消費者物価の前年比上昇率1%が見通せるまでは、機械的に基金の増額を続けていくという誤解が一部にみられることについて、委員は、日本銀行は、金融政策の経済・物価への波及には一定のタイムラグがあることを踏まえたうえで、わが国経済が物価安定のもとでの持続的な成長に向かっているかどうかという観点から、蓋然性が高い見通しとリスク要因という、2つの柱による点検をしっかりと行ったうえで金融政策の運営方針を決定しているということを、丁寧に説明していく必要があるとの見解で一致した」

現在のユーロドルは1.25388、
そしてドル円は79.519となっている。

つまりは、2012年1月16日のドルインデックスが高値を付けた時と比べると、
ユーロドルは100ポイントのドル高
ドル円については、300ポイントのドル高
となっている。

こう考えると、実質まだドル円の下げ幅の余地が残っている事になるが、その頃と比べると日本の実質金利は低下している。

また、上の日銀の議事録を読んでいると、そこまで強気で緩和をしようとする意図が見えないようにも考える。

そんな中、海外アナリストは日本はが7月までに何らかの緩和策を更に打ち出すと見ている・・。

つまりは、日銀が更に金融緩和策を打ち出す事をいくらか相場が織り込んでいるとも考えられる。

次に日銀が中途半端な行動をしたら・・・・。


日銀の行動にもう一度注目しながら、さらに気を引き締めたトレードにしようと思う。

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FX取引覚書5月28日

週末、日経新聞を読んでおりますと、ドル円相場の見通しが出ておりました。

要約すると、QE3観測が遠のき若干の円売りドル買い方向へと動くのでは?
しかしながら、週末の米雇用統計にて、数値が悪ければ円買い方向へと傾く可能性も・・・。

との予想がでていました。

アメリカ雇用統計のグラフを見てみますと、予想は15万人ただ12年1月の結果からは下降曲線となっています。

「若干の円安方向に雇用統計の結果次第」。
まぁ、そんな予想しておけば無難ですわな・・。
と言ったところが私の本音です。


スペインの問題も有り、月曜日の朝は多少興味がある動きとなるとは思いますが、さて夜はと言うとアメリカが休みとなるので、やはり今週も火曜日からと言ったところになりますか・・。

今週は月末を含むのでやはりドルの需要が若干増える事も気になりますが、ドル円が79.8まできたら、ちょこちょこ、上抜けするまで売ってみようかと思っています。

全体的には、日経新聞に書いてあるように、週末の雇用統計次第と言う形になりますが、どうも予想が余りにも高い数値に設定されているのかな・・と言う風に思っています。

フィラデルフィア連銀製造業景況指数の5月の結果が-5.8となっています。

理由としてはやはり、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が悪かった事が気になっています。
新規受注と、従業員数が大幅に悪化と言う結果が出ていますし・・。

やはり、全体的にも先週は終わりにかけては底堅い動きを見せてくれたドル円ですが、欧州が混沌としてきているなか、一人だけ一抜けたと言う展開はなかなか想定できないのではないか?
といったイメージとなっています。

また、欧州のニュースや国債入札等のニュースで揺れ揺れとなりますが、週末の雇用統計を控えてガッツリ売り込んでこないのであれば、少し資源国通貨などをひらってみて、長くは狙わずに逃げながらやってみようかなと言った感想です。

ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁からは
「利下げは非鉱業部門に一定の効果があるはず」
との発言も出ていますし、

オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨
「世界経済のセンチメントは依然はぜい弱」
「欧州の債務問題が悪化するリスクは残っている」
「雇用の成長は短期的に抑制されている」
と言う発表もありました。

欧州がこの状態ですから、飛び火した中国・・・。
売り材料を含んでくる可能性には十分注意したいと思います。

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