FX為替ブログ豪の部屋

海外を一人歩き数年・・・海外では元社長。日本ではただのニートのFXブログ。

FX取引覚書5月29日

先日はアメリカがメモリアルデーとあって、
予想された通りの板が薄い相場展開となった。

現在のドルインデックスについて、

現在のドルインデックスは82.21をつけている。
この82.21は今年の高値81.69を上回る水準である。

ドルインデックスが81.69を付けたのは、
2012年の1月16日の事となる。

その時のユーロドルの安値は1.2620で、
ドル円の安値は76.67である。

話は戻り2012年1月16日でドルが買われた理由は、
現在と同じギリシャの問題だった。

「ギリシャの債務交換問題」が焦点となり、
ドサクサに紛れながらS&Pは
フランスの格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げ
イタリアの格付けを「A」から「BBB+」に引き下げ
ポルトガルの格付けを「BBB−」から「BB」に引き下げ
を行っている。

日銀から昨日発表された4月27日分金融政策決定会合議事要旨
「消費者物価の前年比上昇率1%が見通せるまでは、機械的に基金の増額を続けていくという誤解が一部にみられることについて、委員は、日本銀行は、金融政策の経済・物価への波及には一定のタイムラグがあることを踏まえたうえで、わが国経済が物価安定のもとでの持続的な成長に向かっているかどうかという観点から、蓋然性が高い見通しとリスク要因という、2つの柱による点検をしっかりと行ったうえで金融政策の運営方針を決定しているということを、丁寧に説明していく必要があるとの見解で一致した」

現在のユーロドルは1.25388、
そしてドル円は79.519となっている。

つまりは、2012年1月16日のドルインデックスが高値を付けた時と比べると、
ユーロドルは100ポイントのドル高
ドル円については、300ポイントのドル高
となっている。

こう考えると、実質まだドル円の下げ幅の余地が残っている事になるが、その頃と比べると日本の実質金利は低下している。

また、上の日銀の議事録を読んでいると、そこまで強気で緩和をしようとする意図が見えないようにも考える。

そんな中、海外アナリストは日本はが7月までに何らかの緩和策を更に打ち出すと見ている・・。

つまりは、日銀が更に金融緩和策を打ち出す事をいくらか相場が織り込んでいるとも考えられる。

次に日銀が中途半端な行動をしたら・・・・。


日銀の行動にもう一度注目しながら、さらに気を引き締めたトレードにしようと思う。

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