FX為替ブログ豪の部屋

海外を一人歩き数年・・・海外では元社長。日本ではただのニートのFXブログ。

FXの取引覚書5月31日出るわ出るわの欧州

まず、昨日のユーロや資源国通貨の落とし方について書いてみようと思う。

ユーロドルについて、140pipsの下落となっているが、日足チャートでみると悲しいかな、これがトドメの足になるとはどうしても思えない。

ただ、月曜日からの3本連続となる陰線、週をまたげば7日連続と・・。

流れを見ればそろそろ、1回下髭を付けた陽線が出ても良い頃に思う。

ニュースを見てみると、相変わらずのまとまりの無さ・・。

 米格付け会社ムーディーズ
デンマークの金融機関の格付けを引き下げたと発表した。

ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)
「ユーロ圏の成長を再開させるための欧州債のアイデアは依然検討中である」

レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)
「スペインの財政赤字目標の期限を1年延ばす用意がある」

 独政府報道官
「スペインが困難な状況に陥っていることをドイツは認識している」「ドイツはスペインの改革努力を信用している」
「ショイブレ独財務相は本日、デギンドス・スペイン財務相と非公式会合を実施」

デギンドス・スペイン財務相
「バンキアの資本増強は銀行基金を通じて行われるだろう」
「債券スプレッドはギリシャ再選挙やEU首脳会議の後に縮小すると確信」


流れにしたら、欧州共同債を作るから大丈夫だよ!
方向へと持って行きたいように見えるが、
デギンドス・スペイン財務相の発言を見る限り、打つ手なしと・・。

そりゃそうだと、ギリシャからは


 「ギリシャ世論調査で、新民主主義党(ND)と急進左派連合(SYRIZA)が24.5%でならんだもよう」

とのニュース。

1日前までは、

ギリシャ新民主主義党が23.4%、
ギリシャ急進左派連合が22.1%、
全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が13.5%


これにスペインの財政懸念も加われば、売り材料有っての買い材料なし・・。


こんな中、アメリカのインフレ期待が急速に落ち込んだ日でもあった。

底堅い動きを見せていたドル円もついに78円台に突入し、
一見78円台では底堅い動きに見せているが、78円台の滞在時間が長すぎるように思う。

介入警戒の動きが少しはでるか?と期待していが、
どうやら打ち込んだ輩様のポジションはホールドで、
値ごろ感からの買いがチラホラと出ていて、
少し戻していると見る方が個人的にはすんなりきています。

オーストラリアのニュースでは、チェコのポジション真っ赤っかのニュース
 チェコ中銀は30日、外貨準備における豪ドルの持ち高が2010年の0%に対し、2011年は5.3%だったことを明らかにした。

オーストラリア4月小売売上高が-0.2ポイントと4月の時点で景気後退の兆しを少し見せ始めている


最後に米連銀総裁のダドリーさん
ダドリー米ニューヨーク連銀総裁
「追加緩和の効果がコストを上回る可能性は小さい」
「ユーロ圏は著しいダウンサイドリスクを米国にもたらしている」
「景気後退は、財政問題の解決の失敗に起因する可能性がある」

鳩派として名高いダドリーさんですが、
若干追加緩和に消極的な発言・・・。

そんな中で、着実かつ急速にアメリカインフレ見通しが低下してきている・・。


昨日の
山口広秀日銀副総裁
「国内の需要は予想よりも良い」
「新しい緩和は必要がない可能性」


こんにちはドル円78円台。


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