FX為替ブログ豪の部屋

海外を一人歩き数年・・・海外では元社長。日本ではただのニートのFXブログ。

FX取引覚書き5月23日

まず、日本の格下げについて

フィッチの日本格下げについて、2002年11月以来9年半ぶり。
「日本の公的債務残高が12年末までに国内総生産(GDP)の239%に達すると予想され、突出して高い水準」
「財政健全化に向けた取り組みが切迫感に欠けると思われることに加え、その実行は政治リスクが伴う」

日本財務省幹部
「財政再建が必要とのメッセージとして受け取るべき」
「最近の円高進行には投機的な要素がある。必要なら行動する」

欧州について

ギリシャ急進左派連合ツィプラス党首の発言
「ギリシャ危機は欧州の解決法を必要とする」
「緊縮財政の変更はドイツの利益にかなう」
「ギリシャに対する治療が患者を悪化させている」
「プログラムの拒否はユーロからの排除とならない」
「欧州首脳は反欧州政策を有している」

コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁の発言
「ギリシャのユーロ圏離脱を予想しない」

ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事
「成長が減速すれば、財政刺激策を検討するべき」

フィッチ
「三回目の期間3年の資金供給オペ(LTRO)の可能性は高まっていると」

トドメについて
パパデモス前ギリシャ首相
「ギリシャのユーロ離脱の準備が検討されている」
「ギリシャのユーロ離脱のリスクは現実」

パパデモス前ギリシャ首相の発言により、ユーロを筆頭に原油相場・株・金が売り込まれ、資源通貨についても売り込まれた。

この状況でドル円が売り込まれ無かったのは、日本格下げによる影響と見る動きと、本日の日銀・政策金利発表を見越してだと考えられる。

財務省の発言も手伝い、ボーゼンMPCも影で
「日銀にはさらなる緩和策を実施する余地がある」
「金融政策を拡大するいかなる手段も円を弱める助けとなる」
「高いインフレターゲットや説明責任は日銀の独立を傷つけないだろう」

と発言をし、サポートをしている。

これが、本日の日銀・政策金利発表で何か行われるのでは?
と言う「海外」からの期待の現われだと考えてみる。

つまりはフラグか?

日本の実質金利は順調と言うよりも、急角度での下落が見られている。
市場の予想通りに今回は日銀は動かない(動けない)のでは?と言う仮説・・。

80.30〜50付近での個人のストップを巻く事も魅了では有るが・・。

全ては動き始めは日銀次第と言うキーポイントとなる1日になるか・・。

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