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マテリアルショック
ユーロファイター
2016/01/14(Thu)07:31:44
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米国産標準油種（ＷＴＩ）が一時１２年ぶりに１バレル＝３０ドルを割り込んだ。中国金融市場の動揺が燃料需要に影響しかねないとの懸念が背景にある。市場関係者の間には、２０ドル割れを予想する声が出ている。一段の原油安は石油会社の経営破綻につながりかねず、メジャー（国際石油資本）各社はリストラの動きを加速している。
米金融大手シティグループの商品調査担当世界責任者、エド・モース氏は、石油３０ドル割れの状態がどの程度続くかが問題だと語った。同氏は原油相場が「しばらく２０ドルのレンジまで下げる恐れがあるとの予想を示していたが、当時は世界の大半から相手にされなかった。
しかしここ数カ月で、原油相場が２０ドル台まで下がると予想する声が強まっている。米金融大手ゴールドマン・サックスは昨年９月に２０ドルまで下落する可能性を５０％とした。モルガン・スタンレーのアダム・ロングソン氏などのアナリストチームはまだ原油相場は１０〜２５％下げる可能性があると指摘した。
これ以上の原油安は石油会社に深刻な影響を与える。格付け会社フィッチ・レーティングスのエネルギー・商品グループ担当シニアディレクター、マーク・サデギアン氏によると、「原油価格下落によって、負債比率や金利支払能力といった借り入れに関する制限条項（コベナンツ）が設定されている米石油企業は事業継続のための資金調達がさらに難しくなる」という。
こうした中、英メジャーＢＰは年内に原油生産部門で従業員を４０００人削減する方針を固めた。今後２年間で実施する予定だが、過半数は１年目に職を失うことになるという。
ブルームバーグのまとめによると、１４年末時点でＢＰの全世界従業員数は合計８万４５００人。北海プロジェクトには約３０００人が従事している。同社は昨年にも４０００人の削減を行っていた。エネルギー業界のコンサルティング会社、グレーブス・アンド・カンパニーは昨年１１月、世界の石油・ガス会社はこれまでに２５万人以上の人員削減を行い、今後はさらに増加するとの見通しを示している。
欧州メジャー最大手の英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルは昨年、６５００人以上を削減する方針を発表。さらに同１２月に同業の英ＢＧグループ買収完了後、約２８００人を削減することを明らかにした。（ブルームバーグ）
逆オイルショックによる国際石油資本の崩壊、マテリアルショックによる金融市場混乱、騒がしくなりそうな2016年です。
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Re:マテリアルショック
ユーロファイター
2016/01/14(Thu)07:45:43
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（ブルームバーグ）：世界的な金融危機後、アジアの債券保有者がこれほどおびえていたことはない。
クレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）市場では、アジアの公社債を保証するコストが今年に入り12日までに15.9ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇した。この期間での上昇としては、マークイットｉトラックス・アジア（日本除く）指数が導入されてすぐの2008年以来最も急激だ。中国市場のボラティリティ（変動性）がアジアでデフォルト（債務不履行）が増えるとの懸念を強めている。
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Re:マテリアルショック
管理人の豪
2016/01/14(Thu)10:26:06
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ユーロファイターさんへ
おはようございます☆
完全に株が持ちこたえられない感じになってきていますね！
ここまで落ちると日銀が動くのでは？と言う噂が出やすい環境になりますので、急激な動き等には警戒してみたいと考えております。
原油に関してですが、深夜に米国連銀総裁より「10ドルも・・・」と言うお話が出てきております(笑)。
エネルギー革命とは言いますが、石油製品に囲まれた生活を送っている中で、ここまでの下落があると正直笑っていられないなと(苦笑)。
今後の展開も追いかけたいと思っております☆
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